EX-Fusion
動くターゲットへ繰り返しレーザーを当てる制御を開発。10 Hzの模擬燃料照射と、レーザー加工サービス、発電までの残る課題を読む。
企業の公式サイト ↗研究開発・実証装置開発
- COUNTRY
- 日本
- TECHNOLOGY
- Laser / ICF
- FOUNDED
- 2021
- FUNDING
- 未確認
一般的な段階の参照図です。この企業・計画の正確な到達地点は未確認のため、位置を確定していません。 方式や事業によって開発経路は異なります。

動く燃料へ繰り返しレーザーを当てる
一回の反応と、繰り返し運転の間
レーザー核融合では、小さな燃料を圧縮・加熱する工程を何度も繰り返す必要がある。ターゲットを供給しても、その軌道には揺らぎがあるため、到達位置と時刻を測り、光学系を調整しなければならない。同社の公開実験説明では、模擬ターゲットをセンサーで検出し、反射ミラーの角度を制御してレーザーを追従させる。ここは、発電所向けの繰り返し運転に向けた工学的な入口に当たる。供給・追尾の仕組み
10 Hz実証が示したもの
2025年7月1日、浜松の研究施設で、自社製ターゲット供給装置と制御システムを使い、模擬燃料へ毎秒10回のレーザー照射を行い、継続的なプラズマ生成を確認したと発表した。対象は模擬燃料であり、毎秒10回の核融合点火や正味発電を達成したという発表ではない。同社が次の節目に掲げたのは、出力・照準・排熱などを改善し、1時間以上の中性子連続発生を目指すことだった。実証内容と次の課題
加工サービスへの展開
高効率レーザーという別の課題
JSTのムーンショット目標10では、森芳孝PMが率いる青紫色半導体レーザーによる慣性核融合モジュールの研究が進む。レーザー装置に使う電力をどれだけ光へ変換できるかも、発電所全体の収支に影響する。ターゲットへの照射が精密でも、電気・光変換効率、燃料製造費、光学部品の寿命まで自動的に解決されるわけではない。JSTのプロジェクト説明
どんな企業に接点があるか
編集部の着眼点は、レーザー光源、耐久性のある光学部品、駆動ミラー、高速計測、制御、ターゲット製造・供給を一つのシステムにする工程にある。反応で発生する粒子や熱から光学系を守り、チャンバーを次の照射に備えて回復させる仕事も必要になる。今後は繰り返し周波数だけでなく、照射エネルギー、連続時間、命中精度、対象燃料、実際の中性子発生条件を一組で確認したい。他施設でのレーザー核融合利得を、EX-Fusion自身の運転実績として引用しないことが基本になる。
企業 DATA
- 国
- 日本
- 地域
- アジア
- 所在地
- 大阪府吹田市/浜松・京都ほか
- 設立年
- 2021
- 企業カテゴリー
- 炉開発・要素技術企業
- 方式・炉型
- Laser / ICF
- 開発段階
- 研究開発・実証装置開発
- EX-Fusion|会社紹介
- EX-Fusion|会社・開発拠点
- EX-Fusion|ターゲット供給・追尾技術
- EX-Fusion|模擬燃料への10 Hz連続レーザー照射
- EX-Fusion|京都桂のレーザー加工研究拠点開設
- EX-Fusion|レーザー加工サービス
- JST|森芳孝PMのムーンショット目標10プロジェクト
確認日:2026-10-08
公式一次資料に基づく編集プロフィール。企業公表の実績・開発中の項目・将来目標を区別。