
技術
ステラレータは、どう進化したのか。1951年の発想から「磁場を設計する」時代へ
核融合の研究史は、成績のよい装置へ一斉に乗り換えてきた歴史ではない。ステラレータでは、米国で研究の主力がトカマクへ移った後も、日本やドイツで別の道が育った。大きな転機は、複雑なコイルを作れるようになったことだけではない。欲しいプラズマの性質から磁場とコイルを逆算する設計法が進み、その予測を実機で確かめられるようになったことにある。1951年の着想、Wendelstein 7-AS、LHD、Wendelstein 7-Xをたどり、研究の進展と発電所への距離を読み解く。